オメガ3脂肪酸が抗癌剤治療の副作用を減少させる:食道がん患者での臨床試験

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体内で産生することができない必須脂肪酸には、不飽和脂肪酸であるオメガ3とオメガ6脂肪酸があります。このうちオメガ3脂肪酸にはα-リノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、ドコサペンタエン酸(DPA)が含まれます。

これまでの研究により、オメガ3脂肪酸が、がん患者の栄養状態を改善し、抗がん剤治療中の体重や筋肉量の維持に有効であることが報告されています。

オメガ3脂肪酸は膵臓がん患者の体重を増加させ、カヘキシア(悪液質)の治療に有効

しかしながら、オメガ3脂肪酸が抗がん剤の副作用を軽減するかについては不明でした。

今回、食道がん患者を対象とした、化学療法の副作用に対するオメガ3脂肪酸の効果を調査した臨床試験の結果を解説します。

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食道がんに対する術前化学療法中におけるオメガ3脂肪酸を含む経腸栄養の臨床的効果:ランダム化比較試験

この度、日本から、食道がんに対する抗がん剤治療の副作用がオメガ3脂肪酸によって軽減されるかどうかについてのランダム化比較試験の結果が報告されました。

Randomized study of the clinical effects of ω-3 fatty acid-containing enteral nutrition support during neoadjuvant chemotherapy on chemotherapy-related toxicity in patients with esophageal cancerNutrition. 2017 Jan;33:204-210. doi: 10.1016/j.nut.2016.07.004. Epub 2016 Jul 25.

この試験では、61人の術前化学療法を受ける食道がん患者を、オメガ3を豊富に投与するオメガ3リッチ群(31人)と、オメガ3を少量のみ投与するオメガ3プア群(30人)にランダムに割り付けました。

オメガ3リッチ群では、オメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸が豊富に(150 mg/100 mL)含まれている経腸栄養剤ラコールNF(大塚製薬、下図)を投与し、一方、オメガ3プア群では、α-リノレン酸が少ない(45 mg/100 mL)エンシュアリキッド(アボットジャパン)を投与しました。

ラコールNF

大塚製薬製品紹介ホームページより

すなわち、オメガ3リッチ群では1日に900 mgのオメガ3脂肪酸(一方、オメガ3プア群では1日に250 mg)を摂取することになります。

化学療法は、両群ともシスプラチンをベースとしたDCF療法(ドセタキセル、シスプラチン、および5-FUの併用)を行いました。

評価項目として、グレード3/4の白血球減少、好中球減少、および他の抗癌剤に関連した副作用、体重、および炎症のマーカーについて比較検討しました。

結果を示します。

■ グレード3/4の白血球減少、好中球減少の頻度については、両群間に明らかな差はありませんでした。
■ 一方、口内炎の頻度は、オメガ3プア群に比べ、オメガ3リッチ群で有意に低い結果でした(P = 0.018)。
■ グレード3/4の下痢の頻度は、オメガ3プア群に比べ、オメガ3リッチ群で有意に低い傾向にありました(P = 0.068)。
■ 肝機能障害の指標であるASTとALTの上昇の頻度は、オメガ3プア群に比べ、オメガ3リッチ群で有意に低い結果でした(それぞれP = 0.012とP = 0.015)。

以上の結果より、オメガ3が豊富に含まれている経腸栄養は、食道がんの副作用としての粘膜障害(口内炎、下痢)、および肝機能障害を軽減する作用があることが示唆されました。

オメガ3脂肪酸を摂取しましょう!

(注意)以下のサプリメント(商品)自体のがんに対する効果についてのデータや報告はありません。ご購入・ご利用に際しては自己責任でお願いします。

以上の結果より、がん治療中(とくに抗がん剤治療中)の患者さんには、体重や筋力維持だけでなく、副作用対策にもオメガ3脂肪酸の積極的な摂取がすすめられます

上記のラコールNF(経腸栄養剤)は処方薬であり、医師の処方箋が必要となります。手術後の栄養保持や、長期にわたり食事ができない場合、または栄養摂取が不十分な場合に使用されていますので、興味がある方は主治医に相談してみましょう。

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がん患者さんにおすすめの栄養機能食品(ボタニカルオイル)です。毎日の食事に加えてみてください。

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