がん放射線治療による下痢にプロバイオティクス(乳酸菌・ビフィズス菌)が有効

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放射線治療は、消化器がん(直腸がんなど)や子宮がんに対して有効な治療法ですが、放射線障害によるさまざまな副作用がでることがあります。

その中で、放射線による下痢は比較的多くみられ、また生活の質(QOL)を著しく低下させるため大きな問題となっています。

プロバイオティクス(probiotics)とは、乳酸菌やビフィズス菌など、腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスを改善し、人体に有益な作用をもたらす生きた微生物(いわゆる善玉菌)のことです。

今回、プロバイオティクスが、放射線による下痢の予防に有効かどうかを調査するため、これまでのランダム化比較試験の結果を総合的に解析した論文が発表されました。

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プロバイオティクスは放射線による下痢の予防に有効か?

Probiotics for prevention of radiation-induced diarrhea: A meta-analysis of randomized controlled trials. PLoS One. 2017 Jun 2;12(6):e0178870. doi: 10.1371/journal.pone.0178870. eCollection 2017.

過去に報告された、放射線による下痢に対するプロバイオティクスの予防効果を調べたランダム化比較試験について文献を調査したところ、6つの臨床試験が評価に適当であると判断されました。

この6つのランダム化比較試験の参加者は、全部で917人(腹腔内または婦人科系の悪性腫瘍)であり、このうち490人が予防的にプロバイオティクスを投与されたグループ(プロバイオティクス群)、427人がプラセボ(ニセ薬)を投与されたグループ(プラセボ群)でした。

プロバイオティクスとして、4つの試験では乳酸菌が、2つの試験では乳酸菌+ビフィズス菌が使用されていました。

結果を示します。

■ 全症例の解析では、プラセボ群と比較し、プロバイオティクス群では放射線による下痢の頻度が45%も改善した(リスク比 0.55、P = 0.01)
■ 一方、下痢止め薬の使用率や便のブリストルスケール(便の性状分類)に関しては、有意な差を認めなかった。

臨床試験のうち、代表的なものを1つ紹介します。

Randomized controlled trial of live lactobacillus acidophilus plus bifidobacterium bifidum in prophylaxis of diarrhea during radiotherapy in cervical cancer patients. Radiat Oncol. 2010 May 5;5:31. doi: 10.1186/1748-717X-5-31.

2010年に報告されたランダム化比較試験です。

対象は、骨盤への放射線照射シスプラチンによる併用療法を受けたステージIIB~IIIBの子宮頸がん(扁平上皮癌)患者63人です。

これらの患者さんを、ランダムにプロバイオティクス群(32人)とプラセボ群(31人)に分けました。

プロバイオティクスあるいはプラセボの1日2回(食前)投与を、放射線治療の7日前から開始し、放射線治療の間、毎日継続しました。

プロバイオティクスとしては、ラクトバチルス・アシドフィルス(乳酸菌)ビフィドバクテリウム・ビフィドゥム(ビフィズス菌)を投与しました。

結果を示します。

■ グレード2~3の下痢は、プラセボ群の45%にみられたのに対し、プロバイオティクス群ではわずか9%に減少していました(p = 0.002)
■ 下痢止めの薬の使用は、プラセボ群の32%に対して、プロバイオティクス群では9%と有意に減少していました(p = 0.03)。
■ 便のかたさも、プラセボ群に比べて、プロバイオティクス群で有意に硬くなっていました(p < 0.001)。

以上の結果より、乳酸菌とビフィズス菌によるプロバイオティクスの投与は、放射線による下痢を減少させ、下痢止めの使用量を減らし、便の性状を改善することが示されました。

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有用菌(善玉菌)は、腸内を通過し、やがて体外に排泄されてしまいます。そこで、腸内フローラをベストな状態にするためには、毎日、乳酸菌をはじめとした善玉菌をできるだけたくさん摂る必要があります。

特に、放射線治療を受けたり、抗がん剤治療を受けている患者さんでは、下痢を予防する意味でもプロバイオティクスが有効と考えられます。

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