タマネギの抗がん成分「ケルセチン」が膵臓がんの悪性化(増殖・浸潤・転移)を阻止!

LINEで送る
Pocket

f85a79be6a9c8de75b80dee235efb12a_s

野菜や果物など植物中に存在する天然の化学物質(ファイトケミカル)には、がんを予防したり進行を抑える作用をもつものがあります。

中でもタマネギに多く含まれるケルセチン(ポリフェノールの一種)は、強力な抗がん作用をもつことが報告されています。

今回、ケルセチンが膵臓がん細胞の悪性化(増殖・浸潤・転移・上皮間葉転換)を阻止することを示した研究結果が報告されました。

今後のさらなる研究が必要ですが、とくに浸潤・転移しやすい膵臓がんに対する食事療法や新たな薬物治療開発のヒントになる可能性があります。

スポンサーリンク

ケルセチンとは?

ケルセチンは野菜や果物に含まれるポリフェノールの一種であり、フラボノイド(フラボン)に分類されます。

ケルセチンには強力な抗酸化作用をはじめ、動脈硬化の予防や血糖値やコレステロール値を低下させる作用などがあります。

また、多くの実験により、ケルセチンはがんの発生、増殖、および転移を抑制することが示されています。たとえば、胃がん細胞や乳がん細胞に対して、ケルセチンはアポトーシスに誘導することでがん細胞の増殖を抑制することが報告されています。

また、ケルセチンは膵臓がんに対しても抗がん作用があることが報告されています。今回、ケルセチンが膵臓がんの悪性化を阻止することを示した2つの論文を紹介します。

ケルセチンは膵臓がん細胞の悪性化(増殖・浸潤・転移・上皮間葉転換)を阻止する

1.ケルセチンは膵臓がんの増殖を抑制する

The flavonoid quercetin inhibits pancreatic cancer growth in vitro and in vivo. Pancreas. 2013 Mar;42(2):223-9. doi: 10.1097/MPA.0b013e318264ccae.

本研究では、試験管および動物モデルにおいて、ケルセチンの膵臓がんに対する増殖抑制効果を調べています。結果を示します。

■ ケルセチンは、膵臓がん細胞をアポトーシスに誘導し、増殖を抑制しました(下図)。

ケルセチン膵臓がん細胞増殖

■ マウスの膵臓がん同所性移植モデル(蛍光色素を導入した膵臓がん細胞)において、ケルセチン(1%)を含む食餌の摂取は、7日目より腫瘍の増殖を抑制しました(下図)。

マウス同所モデルケルセチン膵臓がん

以上の結果より、ケルセチンには膵臓がん細胞の増殖抑制効果があことが示されました。

2.ケルセチンは膵臓がんの悪性化を抑制する

次の研究では、膵臓がん細胞の悪性化(転移する能力や上皮間葉転換)に対するケルセチンの抑制作用を調べています。

Quercetin inhibits epithelial-mesenchymal transition, decreases invasiveness and metastasis, and reverses IL-6 induced epithelial-mesenchymal transition, expression of MMP by inhibiting STAT3 signaling in pancreatic cancer cells. Onco Targets Ther. 2017 Sep 25;10:4719-4729. doi: 10.2147/OTT.S136840. eCollection 2017.

同様に、結果を示します。

■ ケルセチンを加えた膵臓がん細胞の遺伝子発現の変化を調べたところ、上皮間葉転換(epithelial-mesenchymal transition; EMT)を防いでいた上皮間葉転換とは、上皮系細胞が移動や浸潤(まわりに入り込む)能力をもつ間葉系細胞に転換する変化のことで、がんの悪性度が高まり、浸潤や転移をおこしやすくなります
■ ケルセチンにより、膵臓がん細胞の浸潤および遊走(運動能)が有意に低下した(下図)。

ケルセチン膵臓がん遊走浸潤

■ この変化には、がんの浸潤・転移をうながすマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)の発現低下を伴っていました。

つまり、ケルセチンはマトリックスメタロプロテアーゼを低下させ、また上皮間葉転換を防ぐことにより、膵臓がん細胞の浸潤・転移を阻止することが示されました。

ケルセチンをとるには?

470d4183b3e62585ea9888357bd8292a_s

ケルセチンは、タマネギ、アスパラガス、ブロッコリーなどに多く含まれています。

最も多く含まれているのはタマネギで、100gにつきおよそ30~50 mgも含まれています。ですので、(品種によっても違いますが)中くらいの大きさのタマネギ(およそ200g)1個に60~100 mg含まれていることになります。

ただ、タマネギの薄茶色の外皮に非常に多く含まれているため、皮ごと調理するか、タマネギの皮をつかったお茶などで工夫して摂取する必要があります。

簡単なタマネギ茶の作り方を紹介します(クックパッドより)↓

https://cookpad.com/recipe/2029419

また、最近ではケルセチン配合のサプリメントもありますので、こちらを利用するのもよいでしょう↓

天然効果タマネギの力

天然効果タマネギの力

このタマネギの力ですが、有機栽培で育てた北海道産のタマネギを丸ごと使っているため、外皮に含まれているケルセチンが効率よく摂取できます

今なら初回モニターキャンペーンとして50%OFFでお試しできます!

 


応援よろしくおねがいします!

いつも応援ありがとうございます。 更新のはげみになりますので、「読んでよかった」と思われたら クリックをお願いします_(._.)_!  

↓ ↓ ↓  ↓ ↓ ↓  

にほんブログ村 病気ブログ がん情報(患者以外)へ 

LINEで送る
Pocket

あなたへのおすすめ記事
あなたへのおすすめ記事
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク