「がんをのりこえた人が気づく7つのこと」から学ぶべきこととは?

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長年、代替療法や統合医療の現場に関わってきたノンフィクション作家の小原田泰久さんが書いた「がんをのりこえた人が気づく7つのこと」を読みました。

小原田さんは、多くのがん体験者に会い、じっくりと話を聞くことで、マイナスをプラスに変えて生きるためのさまざまなヒントをもらったそうです。

また、彼らが「がんになって初めて手に入れた気づき」が見えてきたといいます。

本書では、この気づきを7つにわけて詳しく解説しています。

その7つとは、「直感と直観」「縁」「目に見えない世界」「利他の心」「必然」「本当の自分」「死の受容」です。

小原田さんは言います。「がんになったからと言って人生はおしまいじゃない。そこからが第二のステージ。本当の自分を生きるチャンスをもらったようなものだ。」

「真の癒しとは、体験を分かち合うこと」

この本のなかには、がん患者さんにとって、とても役に立つヒントがあると思います。

今回は、「がんをのりこえた人が気づく7つのこと」から学ぶべきことについて紹介します。

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「がんをのりこえた人が気づく7つのこと」

直感と直観

いわゆるひらめきのことで、何かの拍子にぱっと頭に浮かぶアイデアのこと。

がんのような命にかかわる病気になったときには、直感力にも直観力にもスイッチが入るといいます。

ひらめきをうまく使うことで、治療の苦しみを軽くすることができたり、自分に合った治療法に出会えることがあります。

「がんが自然に治る生き方」の著者であるケリー・ターナー博士も、がんから劇的な寛解に至った人々が実践していたことのうち、「直感に従う」ことが大切であると述べています。 

「迷ったら、ひらめきに従って動いてみる、というのもひとつの手だ」とのことです。

がんになって気持ちが落ち込んでいるとき、相談できる人がいるかいないかで、その後の展開が大きく変わることがある。

あるいは、偶然の出会いから思わぬことが起こって、そこから回復に向かっていくこともあることより、縁を大事にしているといいことが起こってくる、と述べています。

治療法との縁、医師との縁、人との縁、・・・縁によって末期がんから生還することもある。

だれかに助けを求めるのも大切なことだ」と小原田さんはいいます。

目に見えない世界

人間は体と心と魂でできていると言われるが、心まではいいとしても、魂とか霊になると受け入れられない人は多い。

しかし、世の中には理屈では説明できない不思議なことはいくらでもある。

本書では、じっさいにがんを患って不思議な体験をして、その体験によって治癒への希望をもてるようになったり、がんに対する考え方が変わったりした人を紹介しています。

このような「人に言っても信じてもらえないようなことが、治癒の糸口になることもある」、としています。

利他の心

病気になると、どうしても自分のことばかりに関心が向いてしまう。

しかし、病んでいるときほど外に意識を向けてみるといい

この体験がだれかの役に立たないか。そう考えて行動すると、人から感謝されて、応援されて、思いがけないほどの力が湧いていくることがある、と述べています。

必然

どうして自分ががんになったのだろうと嘆くより、何か意味があってのことのことだと気持ちを切り替えることが大切であるとしています。

普段の生活が悪かったのかもしれない。ストレスが大きかったのかもしれない。あるいは自分の使命を果たすうえでがんになることは必要だったのかもしれない。

つまり、がんになったことは必然であったと。

そんなふうにがんを見直してみることで、がんの不安や恐怖から抜け出せることがある、と述べています。

本当の自分

まわりに合わせて無理をしながら生きている人は多い。

そういう生き方に慣れてしまうと、本当の自分が見えなくなってくる。そんなとき、がんという病気がやってくることがある。

がんになったことで自分らしさを取り戻し、充実した人生を送れるようになった人がいる

たとえば、「嫌なものは嫌だと言えるようになった」ことで、がんを克服できた人を紹介しています。

死の受容

人は必ず死ぬ。なのに、多くの人はそのことを意識せずに生きている。

がんになったときにいきなり死と直面しておたおたしてしまう。

そうならないためには、日ごろから死について考えておく必要がある、と述べています。

まとめ

がんを克服するための条件は「いい病院、いい医師、いい治療」に任せることだと思っている人が多いようです。

しかし、それ以外にもっと大切なことがあるような気がします。

がんを体験した人に共通した気づきには、「直感と直観」「縁」「目に見えない世界」「利他の心」「必然」「本当の自分」「死の受容」があるとのことです。

このような気づきを大切にすることが、がんの克服、共存、そして幸せに生きるためのヒントになるかもしれません。


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佐藤 典宏

医師、医学博士、メディカル・サプリメント・アドバイザー。 消化器外科医として診療のかたわら癌の基礎的な研究もしています。 ☞ くわしいプロフィールはこちら ☞ 標準治療、代替医療、最新のがん情報についてエビデンスをまじえて紹介します。がん患者さんやご家族のかたに少しでもお役に立てれば幸いです。☞ 当ブログが本になりました!「ガンとわかったら読む本」マキノ出版 ☞ 
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