「ガンとわかったら読む本」が重版(3刷)累計10,000部となりました
おかげさまで、私のはじめての著書「ガンとわかったら読む本 (専門医が教えるガン克服の21カ条)」が3刷で累計一万部となりました。
本当にありがとうございます。
ベストセラーとなるような爆発的な売れ行きではありませんが、少しずつでもがん患者さんやご家族の手に届いているようで、とてもうれしく思います。
この本は、がんと告知されてから治療法を決定し、手術、あるいは抗がん剤治療を受け、その後の経過観察の期間をふくめて「患者さん自身が何をすべきか?」について、全部で21ヶ条としてまとめたものです。
がんについての本は多いのですが、「患者さんが本当に知りたいこと・知るべきこと」について体系立てて解説した本というのはあまりありません。
たとえば、
「がん治療はどうやって決めるべきか」
「病院えらびや主治医とのコミュニケーション」
「手術の前に何をすべきか?」
「治療の副作用対策のこと」
「標準治療だけでなくて代替医療のこと」
「日常の過ごし方」
「気持ちの持ち方」など、
がん患者さんが本当に知りたいこと、そしてガイドラインには書かれていない情報をお伝えしています。
ブログ「残る桜も 散る桜」でがんの情報を発信し、また「膵臓がん患者と家族の集い」を主催されている木下義高さんに本書を紹介していただきました。
「がん」は、今や二人に一人がかかるといわれるように、とても身近な病気となりました。
がんは突然やってきます。
今日や明日、あなたやあなたの大切な人ががんの告知を受けるかもしれません。
がんの告知をうけてショックを受けておられる人が、本書をお読みいただき、少しでも前にすすむ手助けとなればこんなにうれしいことはありません。
今後ともよろしくお願いします。
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