2017年10月30日 / 最終更新日時 : 2019年10月24日 佐藤 典宏 がん情報 抗がん剤治療中の癌患者さんにインフルエンザ予防接種は有効で安全か? インフルエンザのシーズンになると、外来に通ってこられるがん患者さんから「インフルエンザの予防接種は受けたほうがいいですか?」という質問を受けることが増えてきます。 とくに、化学療法中(抗がん剤治療)のがん患者さんでは、「 […]
2017年10月28日 / 最終更新日時 : 2018年5月15日 佐藤 典宏 手術 FOLFIRINOX後のジェムザール+アブラキサンで局所進行切除不能膵臓がんが切除可能に! 膵臓がんは、初期には自覚症状に乏しいことより、多くの場合、診断時にはかなり進行しています。 なかでも、離れた臓器には転移を認めないが、がんが重要な血管に巻きついているために切除ができない状態、いわゆる「局所進行切除不能膵 […]
2017年10月25日 / 最終更新日時 : 2018年5月15日 佐藤 典宏 QOL(生活の質) がんの痛みと感染症の軽減にビタミンDのサプリメントが有効! ビタミンDはからだにとって非常に重要な栄養素であり、カルシウムの吸収と骨の正常な成長を促す以外にも細胞の成長、免疫機能の調節、炎症の抑制効果など様々な役目を果たしています。 さらに、ビタミンDとがんとの関係 […]
2017年10月18日 / 最終更新日時 : 2019年7月15日 佐藤 典宏 サプリメント タマネギの抗がん成分「ケルセチン」が膵臓がんの悪性化(増殖・浸潤・転移)を阻止! 野菜や果物など植物中に存在する天然の化学物質(ファイトケミカル)には、がんを予防したり進行を抑える作用をもつものがあります。 中でもタマネギに多く含まれるケルセチン(ポリフェノールの一種)は、強力な抗がん作用をもつことが […]
2017年10月16日 / 最終更新日時 : 2022年2月19日 佐藤 典宏 サプリメント がんに良い脂肪酸、悪い脂肪酸とは?EPA/アラキドン酸比率が低いとがん死亡リスク増加 最近、がんの発生や進行に関する脂肪酸(オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸)の役割についての研究がすすんでいます。 たとえば、海外からの研究では、EPAやDHAなどのオメガ3脂肪酸(PUFAs)には、がんの予防効果やがん患者の […]
2017年10月13日 / 最終更新日時 : 2020年6月1日 佐藤 典宏 サプリメント ケフィアががんに効く?様々なメカニズムで抗がん作用を発揮する最強のプロバイオティクス みなさんはケフィア(あるいはケフィアヨーグルト)をご存じですか? ケフィアは、一般のヨーグルトとは異なり、乳酸菌と酵母の複合発酵によって作り出される発酵乳で、長寿で有名なコーカサス地方などでの伝統食として話題を集めました […]
2017年10月10日 / 最終更新日時 : 2018年11月7日 佐藤 典宏 がん情報 【医師が解説】がん代替医療の生存率へあたえるインパクト:標準治療に比べ死亡リスクを2.5倍に増加 最近、手術、抗がん剤、放射線治療などの標準治療を拒否して代替医療(alternative medicine)を選択する有名人の報道をよく目にします。 例えば、アップル社の創始者で元CEOのスティーブ・ジョブズは、2003 […]
2017年10月8日 / 最終更新日時 : 2018年5月15日 佐藤 典宏 QOL(生活の質) センチネルリンパ節陽性の乳癌でも腋窩リンパ節郭清は必要ない?10年生存率の比較より 乳がん患者の手術では、これまで長い間、腋窩リンパ節郭清(腋のリンパ節の摘出)が行われてきました。 腋窩リンパ節郭清は局所を制御するよい方法ではありますが、一方で上肢リンパ浮腫(むくみ)、しびれ、上肢の挙上制限など、さまざ […]
2017年10月6日 / 最終更新日時 : 2018年5月15日 佐藤 典宏 がん情報 アドレナリンが膵臓がんの悪性度を高める!心配や不安・ストレスによるがん進行の理由 がん患者さんの多くは心配や不安といった心理的(精神的)苦痛を感じています。 最近の報告によると、この心理的苦痛が強いほど、がん患者の生存期間(余命)が短くなるということが明らかになりました。 でも、どうして心理的苦痛がが […]
2017年10月5日 / 最終更新日時 : 2019年6月17日 佐藤 典宏 がんの本 「生命力の磨き方」から学ぶ、がんを克服し奇跡的治癒をはたすためのマインドセット がんの奇跡的治癒は本当にあるのか?誰にでも起こせるのか?そして、どうやったら起こせるのか? 整形外科の医師であり、がん患者でもある保田賢児氏の著書「生命力の磨き方」のなかに、その答えがあります。 現代医療に頼らず、自分の […]
2017年10月3日 / 最終更新日時 : 2019年9月3日 佐藤 典宏 がんの予防 膵臓がんに効く可能性がある一般の薬5つ:アスピリン、メトホルミン、スタチン、β-ブロッカー、ビスフォスフォネート 手術手技の向上や強力な抗がん剤の導入にもかかわらず、膵臓がんの5年生存率は10%未満であり、消化器がんの中で最も予後不良ながんです。 新しい抗がん剤・分子標的薬の開発と同時に、一般に処方される薬のなかに、膵臓がんの予防や […]