2019年10月19日 / 最終更新日時 : 2019年10月19日 佐藤 典宏 がん情報 災害時のがん患者の注意点と治療を継続する重要性について 今回の台風19号のような大規模災害(天災)がおこった場合、がん患者さんがおかれる状況はときに重大な問題となります。 避難所での生活を余儀なくされることや、交通手段が絶たれて病院へ行けなくなる、あるいは普段通っている医療機 […]
2018年8月28日 / 最終更新日時 : 2018年11月7日 佐藤 典宏 がんの本 がんの治療をうける人にお勧めの本(その1):手術・抗がん剤・放射線治療編 「がんは情報戦」とも言えます。 がんに対する標準治療、最新のがん治療、あるいは治療による副作用の対処法など、知っている人と知らない人では治療の成績(つまり生存期間)が変わってくる可能性があります。 多くの人はインターネッ […]
2018年6月14日 / 最終更新日時 : 2018年12月6日 佐藤 典宏 手術 早期肺がんに対する手術は放射線治療(SBRT)に比べて死亡率が上昇:海外からの報告 早期の非小細胞肺がん(NSCLC:肺腺がん、扁平上皮がん、大細胞がん)に対しては、肺切除手術が標準治療として長く行われてきました。 一方で、高齢の患者さんや、全身状態(とくに肺の機能)が悪くて手術がきびしい患者さんでは、 […]
2017年11月26日 / 最終更新日時 : 2019年7月26日 佐藤 典宏 抗癌剤・分子標的薬 膵臓がんに温熱療法(ハイパーサーミア)は効くのか?臨床研究の結果まとめ 膵臓がん(膵癌)は、しばしば抗がん剤や放射線治療に抵抗性を示すため、効果を高めるための併用療法が必要です。 温熱療法(ハイパーサーミア)は、固形癌に対する抗がん剤や放射線治療の効果を高める効果があります。 特に、膵臓がん […]
2017年11月12日 / 最終更新日時 : 2018年5月15日 佐藤 典宏 手術 肺がんステージ4の治療法:手術による局所治療追加で抗がん剤単独より生存率を大幅に改善 非小細胞肺がん(肺腺がん、肺扁平上皮がん、肺大細胞がん)のステージ4(遠隔転移を認める状態)に対する治療にはさまざまなものがあり、未だに確立されたものはありません。 一般的には、全身化学療法(抗がん剤)が治療の中心となり […]
2017年11月9日 / 最終更新日時 : 2018年11月7日 佐藤 典宏 放射線治療 胃・食道がんの脳転移に対する治療:腫瘍摘出術+定位放射線(ガンマナイフ)による長期生存例 食道がんや胃がんが脳に転移することは比較的まれで、すべての脳腫瘍の2~3%といわれています。 一般的に、消化器がんからの転移性脳腫瘍は非常に予後不良であり、これまで確立された治療法がありませんでした。 今回、日本から食道 […]
2016年11月23日 / 最終更新日時 : 2019年7月17日 佐藤 典宏 がん情報 局所進行膵臓がんに対する重粒子線(放射線)+抗がん剤(ゲムシタビン)治療の効果は? 膵臓がんは症状がでにくいことより、多くの患者さんでは進行した状態で発見されます。 切除が困難な局所進行膵臓がんの場合、一般的には抗がん剤や放射線(X線)治療が行われていますが、治療に抵抗性を示す(治療が効かなくなる)こと […]