がん患者さん必読!勇気をもらえる、がん闘病記5冊

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がん患者さんにとって最も勇気づけられることは、実際にがんを克服したサバイバーの存在でしょう。

特に、ステージ4の進行がんや、余命半年の末期がんから生還した人たちの声は、励みになるはずです。

また、がんを克服してきたがんサバイバーの経験や考え方は、これからがんの治療を受ける患者さんにとって貴重なアドバイスにもなると思います。

がん患者さんが勇気をもらえる闘病記5冊を紹介します。

勇気をもらえる闘病記5冊

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1.がんに効く生活(ダヴィド・S・シュレベール)

自らのがん(脳腫瘍)を克服したアメリカの医師(精神科医)が、がん闘病の体験をつづると同時に、がんを完治に導くために自分でできる「統合医療」を解説した名著です。

どうしてがんになったのか?その原因(がんになりやすい環境)をさぐり、がんに効果のある食べ物、心の力、運動など、がん患者さん自身がすぐに取り入れることができる「がんに効く生活」を詳しく紹介しています

内容紹介より

31歳のとき脳腫瘍が発見された精神科医の著者。自分の命の期限を知ってしまった著者は、「生きる」ことに望みをかける。摘出手術、化学療法を受けながら、がんのメカニズムを研究し、食事・心のケア・運動による「がん克服」メニューを導き出す。自らその方法を実践した著者は、がん発見から15年、いまも現役医師として活躍している。

本書では、がんのメカニズムを解きながら、がんを育てない、たとえがんになっても成長させない、がん治療に効果的な体質にする生活術を具体的に紹介していく。さらに、脳腫瘍により、著者の人生も人生観も大きく変っていった。そのエッセイも随所に盛り込まれている。

がんと闘っている人、治癒してもなかなか不安が消えない人、身近な人ががんと告知された人、そして健康を維持したい人への、がん体験記と克服法の両方を併せ持つ新しい「抗がん」本。

2.37の病院・医師をまわり僕はがんを治した(福島正伸)

ビジネスコンサルタント、人材育成のリーダーとして有名な福島正伸さんによる、がんの闘病記です。

中咽頭がんを告知された福島さんは、納得のいく治療法・主治医に出会うために37もの病院、医師をまわります。受け身の治療ではなく、自分の判断で治療法を選択します。一時はつらい副作用のため治療をやめることも考えましたが、耐え抜き、最終的にがんを克服します。がんでは情報が命を左右すること、そして「自分ががんを治す」という強い気持ちを持ち続けることが大切であるというメッセージが伝わる本です

内容紹介より

2013年秋、体調不良が続く中、喉に出来た大きな腫瘍ががんと分かった。著者はその途端、「ありがとうございます! 」と答えていた。

「どんな状況でも、できることは100万通りある。自分の命を諦めてはいけない。
医者が10人いれば10通りの処方を言う。たった1人の処方で落ち込むことはない。
助かる道は必ずある」

大病ほど情報が命を左右する。判断をするのは患者自身。37の病院・医師・医療関係者を訪ね歩き、自分に合った治療法に出合った著者。多くの人の支えのおかげで激痛に耐えられ、がんは消えた。

モチベーションマネジメントの第一人者・超人気カリスマコンサルタントが実践した、 陽子線治療・食事療法・運動・生活習慣・こころの保ち方すべて。役に立つことはもちろん、がんと闘う勇気が湧いてくる渾身の闘病記。

3.治るという前提でがんになった(高山知朗)

IT関連会社の社長である高山知朗さんは、40歳で脳腫瘍を告知され、42歳のときに白血病を告知されます。5年生存率は、わずか10%でした。つまり、10人に1人しか生き延びられないことになります。しかし高山さんは、この2回のがんを、手術、放射線治療、抗がん剤治療の標準治療でで乗り越えます。

がんを克服するためには、がんについての正しい情報を得ること、自分自身で病院・主治医・治療法を選択すること、生きる目標を定めること、治療法について納得がいくまで調べ、議論すること、がんがなったことや治ることが運命であったと受け入れることが大切であることを教えてくれる名著です。

内容紹介より

40歳、脳腫瘍。42歳、白血病。5年生存率10%――徹底的に調べつくして2度のがんを生き延びた、IT社長のすごい方法

30歳でIT企業を興して経営者となった著者は、猛烈に働いていた40歳の時に脳腫瘍、さらに42歳の時に白血病と、2回の異なるがんを経験した。5年生存率はそれぞれ25%と40%、かけ合わせると10%だった。

「幼い娘が成人するまでは絶対に死にたくない」、その一心で少しでも治療成績のよい病院を探し、辞書を引きつつ海外の論文を読み、医師ととことん話し合った。そうして心から納得して選んだ手術、放射線治療、抗がん剤治療の西洋医学のみで寛解し、45歳の今日まで生き延びている。

本書では著者が2度の闘病経験から学んだ、病を生き抜くヒントを丁寧に解説してゆく。地元の病院にすべきか、東京の病院にすべきか? 民間療法を試してみるべきか? がん患者にはなんと声をかけたらよい? など、病に立ち向かい、克服するための賢い患者の知恵が満載。

4.余命半年、僕はこうして乗り越えた!(西村元一)

現役の外科医である西村元一さんが、自らのがんの闘病体験を、医師とがん患者の両者の立場からの気持ちを交えてつづった本です。何も治療をしなければ余命半年の進行胃がんを、手術、抗がん剤治療を受けて乗り切り、1年目を迎えることができます。

がんの治療をしていた立場から、一転がん患者になった西村氏が感じた患者さんと医療従事者との気持ちのずれが伝わってくる貴重な本です。

また、<巻末付録>の「がんと診断される前に、もしくは診断されてからやらないといけないこと」は、がん患者さんにとって非常に役に立ちます

内容紹介より

僕にはもう、「いつか」はない。だから、「今すぐ」やるのです–。

「何もしなければ進行胃がんで余命半年」と、ある日突然宣告された、現役バリバリのがんの外科医が、立場が180度変わったから見えたこと。

どうしたら、医師とがん患者の距離は埋められるのか? どうすれば、一日でも長く元気に、いのちの最長不倒距離を延ばせるか? 治療の選択、心構え、闘病のヒント、諦めない気持ち、家族との時間、そして誰かのために生きるということ……

がん患者さん、そのご家族、医療者の方、皆さんが読んでください。得られるものが必ずあります。この本に涙はありません。がん闘病に必要なのは涙ではなく、冷静な判断力と、治療の正しい選択と、仲間と分かち合える希望。

5.がんでも長生き心のメソッド(今渕恵子、保坂 隆)

乳がんステージ4の患者である今渕恵子さんが、がんについての様々な疑問、質問とそれに対する答えを、聖路加国際病院精神腫瘍科の保坂隆医師との対話形式で紹介した本です。

「こころが沈んだ時の対処法」など、がん闘病中の患者さんやがんサバイバーの日常生活に役に立つ心のメソッドが満載です

内容紹介より

心の免疫力アップが、がん寿命を左右する!

日本ではまだ珍しい精神腫瘍科(がん患者専門の精神科)の医師である、聖路加国際病院の保坂隆先生に、コピーライターであり2014年にステージ4の乳がんを告知された今渕恵子さんが、自らの体験をもとに心のケアの必要性とそのメソッドをインタビュー。

がん患者の7割の心をラクにする2つの基本、「がんは高血圧や糖尿病と同じ慢性疾患のひとつにすぎない」「日本人の2人に1人はがんになる時代。でもがんで死ぬのは10人に3人」をはじめ、「肉体的な痛みは99.9%コントロールできる」「がんは第2の人生の始まり」など、目から鱗の事実をQ&A方式でわかりやすく解説していく。

がん患者の心がV字回復し、免疫力が上がるメソッドのすべてを初めて公開!

以上です。

ぜひ、みなさんにも読んでいただきたい5冊でした。

 


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