ご存じのように、新型コロナウイルスの感染拡大によって、多くのがん患者さんの手術や治療が中止あるいは延期となりしました。
当院（産業医科大学病院）でも、入院や手術症例数を制限せざるを得ない状況が続いたため、がん患者さんの手術までの待ち時間が長くなっております。
現在、全国の多くのがん患者さんが、不安を抱えたまま手術などの治療を待っていただいている状況だと思います。
産業医科大学では、2021年2月に「手術日までの過ごし方を、がん手術を待つ多くの患者さんへ」というクラウドファンディングを立ち上げました。
皆様の温かいご支援のおかげで、目標金額を達成することが出来ました。心から感謝申し上げます。
その成果物として、動画およびガイドブック（パンフレット）を作成いたしました。
がん手術を控えた患者さんが「術前にどのような準備をすればいいか」について詳しく解説しています。
プレハビリテーションの動画
動画は、YouTubeの「産業医大オフィシャルチャンネル」から視聴できます。
プレハビリテーションのガイドブック
プレハビリテーションについてのガイドブックも支援金で作成させていただきましたが、こちらも無料でダウンロードできるようになりました。
こちらのPDF版は、産業医科大学のホームページから、ダウンロードできます。
こちらのガイドブックもお手元に置いていただき、ご活用ください。
最後に
あらためて、今回のクラウドファンディングのご支援ありがとうございました。
がんと告知されて不安な日々を過ごされている患者さんが出来るだけ早くショックから立ち直り、この動画やガイドブックを参考にしてプレハビリテーションを実施していただき、がんを克服されることを心より願っております。