2017年2月25日 / 最終更新日時 : 2018年11月7日 佐藤 典宏 がん情報 術前化学療法(GS療法)がボーダーライン膵臓がんの生存期間を延長:日本からの報告 膵臓がんは、たとえ切除手術ができたとしても、再発・転移することが非常に多い難治がんです。特にがんが重要な血管に接していて、切除ができるかどうか微妙な場合(ボーダーライン膵臓がんといいます)には、手術をしてもがんが残ったり […]
2017年2月24日 / 最終更新日時 : 2018年5月16日 佐藤 典宏 がん情報 免疫チェックポイント阻害剤ペムブロリズマブ(キイトルーダ)が膀胱がんなど(尿路上皮がん)にも有効 新たな免疫チェックポイント阻害剤である抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(キイトルーダ)の勢いが止まりません。 2016年9月に悪性黒色腫に対する適応で承認され、同年12月には非小細胞肺がんに対する適応で承認されました。 さ […]
2017年2月23日 / 最終更新日時 : 2020年3月3日 佐藤 典宏 がんの予防 野菜・果物をとりましょう!食物繊維は膵臓がんのリスクを大幅に低下させる 膵臓がんは非常に予後(治療成績)が悪いがんであり、10年生存率はわずかに5%です。 最近では新しい抗がん剤やレジメン(投与の組み合わせ)の導入により、膵臓がん患者の生存率は少しずつですが改善傾向にあります。今後はさらに予 […]
2017年2月22日 / 最終更新日時 : 2020年6月4日 佐藤 典宏 乳がん 【医師が解説】覚えておきたい!乳がんの再発を防ぐための食べ物7種 乳がんは全世界において、女性における最も一般的な悪性腫瘍です。 一部の乳がん患者さんは、手術や抗がん剤による治療後も再発の危険にさらされるため、長期にわたってがん再発を防ぐ治療や生活が必要となります。 これまでの多くの研 […]
2017年2月20日 / 最終更新日時 : 2018年11月7日 佐藤 典宏 がん情報 スタチン(高コレステロール血症薬)が膵臓がん患者の死亡率を低下:最新の報告より スタチンとは、高脂血症(高コレステロール血症)の治療薬で、現在では様々な種類が使われています。 このスタチンは、本来のコレステロールを低下させる作用とは別に、がんに対する作用について一躍注目を集めました。 これまでに多く […]
2017年2月16日 / 最終更新日時 : 2022年2月19日 佐藤 典宏 サプリメント EPA(エイコサペンタエン酸)の抗がん作用:ステージ4(肝臓転移)の大腸癌に対する臨床試験 EPA(エイコサペンタエン酸)は、必須脂肪酸(オメガ3脂肪酸)の一種で、魚油(フィッシュオイル)に多く含まれています。 EPAには血液をさらさらにする効果や炎症を抑える作用があり、心血管病の予防だけではなく、がんの予防や […]
2017年2月8日 / 最終更新日時 : 2018年5月16日 佐藤 典宏 がん情報 ヒアルロン酸はがんを進行させる?新しい治療のターゲット ヒアルロン酸はからだのあちこちに存在する成分で、お肌のハリやうるおいを保つために必要な成分であるため、化粧品やサプリメントなどに使われています。 また、膝の痛みをやわらげる治療として、ヒアルロン酸注射が行われています。 […]
2017年2月4日 / 最終更新日時 : 2019年7月17日 佐藤 典宏 大腸がん 座って過ごすより散歩をしましょう!がん患者の生存率とウォーキングなどの活動時間との関係 がん患者さんは、どうしても外へでることが少なくなり、活動性が低下する傾向があります。お家のなかで座ってテレビを見たり、本や雑誌を読んだりする時間が多いのではないでしょうか? もちろん天気が悪かったり、体調がすぐれないため […]
2017年2月2日 / 最終更新日時 : 2018年5月16日 佐藤 典宏 QOL(生活の質) がん骨転移に対するゾレドロン酸(ゾメタ)の投与間隔が変る?:4週毎 vs 12週毎のランダム化比較試験 乳がんなどの骨転移は、痛み(疼痛)、骨折、手足のしびれや麻痺、および高カルシウム血症など、さまざまな厄介な症状や合併症を引き起こします。 これら骨転移に伴う症状や合併症に対しては、ゾレドロン酸(第三代ビスホスホネート製剤 […]