2016年12月7日 / 最終更新日時 : 2018年5月16日 佐藤 典宏 がん情報 ゲムシタビンによる膵臓がん術後の再発防止にはナチュラルキラー(NK)細胞が関与:研究報告 膵臓がんの治療では、たとえ完全に腫瘍を取りのぞく手術(治癒切除)ができたとしても、局所(もともとのがんがあった部位)に再発したり、遠くの臓器に転移(遠隔転移)することが多いのが問題となっています。 このため、大半の膵臓が […]
2016年12月4日 / 最終更新日時 : 2018年5月16日 佐藤 典宏 がん情報 「切除不能膵癌に対して免疫療法は推奨されるか?」膵癌診療ガイドライン2016年版より 膵臓がん患者の5年生存率(治療開始から5年後に生存している人の割合)は依然として10%以下であり、消化器がんの中では最悪の成績です。 特に、はなれた臓器に転移があったり、重要な血管を巻き込んでいる切除不能の膵臓がんに対す […]
2016年12月1日 / 最終更新日時 : 2018年11月20日 佐藤 典宏 がん情報 ガイドライン解説!「膵癌の発見(早期診断)はどのようにしたらよいか?」膵癌診療ガイドラインより 膵臓がんは年々増えており、日本における死亡者数は2013年には年間3万人を突破しました。 膵臓がん患者の5年生存率(治療開始から5年後に生存している人の割合)は10%以下であり、消化器がんの中では最悪の成績です。 この理 […]
2016年11月30日 / 最終更新日時 : 2018年5月16日 佐藤 典宏 がん情報 転移性膵臓がんに対するベストの1次+2次化学療法の生存期間は13.5ヶ月! 転移性膵臓がんに対してはさまざまな抗がん剤による治療が試されてきましたが、有効なものがほとんどなく、最も効果が高いとされるゲムシタビンを使っても生存期間(中央値)はわずか5~6ヶ月でした。 しかし、海外からの大規模臨床試 […]
2016年11月23日 / 最終更新日時 : 2019年7月17日 佐藤 典宏 がん情報 局所進行膵臓がんに対する重粒子線(放射線)+抗がん剤(ゲムシタビン)治療の効果は? 膵臓がんは症状がでにくいことより、多くの患者さんでは進行した状態で発見されます。 切除が困難な局所進行膵臓がんの場合、一般的には抗がん剤や放射線(X線)治療が行われていますが、治療に抵抗性を示す(治療が効かなくなる)こと […]
2016年11月13日 / 最終更新日時 : 2019年7月9日 佐藤 典宏 がん情報 膵臓がんにオプジーボが効くようになる?免疫療法の効果を高める新たな治療戦略 がんに対しては、手術、抗がん剤、放射線のいわゆる3大療法が治療の中心です。しかし、膵臓がんなどの予後が悪いがんに対しては治療の限界があります。 この限界を打ち破るために、第4の治療といわれる免疫療法の研究開発が急速にすす […]
2016年11月12日 / 最終更新日時 : 2018年5月16日 佐藤 典宏 がん情報 高齢の膵臓がん患者は手術と抗がん剤のどちらを選ぶべきか?研究報告 膵臓がんの患者は年々増えており、日本における死亡者数は2013年には年間3万人を突破しました。 また膵臓がんは高齢者に多く、診断時の平均年齢は70歳以上と報告されています。したがって、日本における加速度的な高齢化にともな […]
2016年11月6日 / 最終更新日時 : 2018年5月16日 佐藤 典宏 がん情報 膵臓がんを生き抜くために!現時点でベストの治療法は? 膵臓がんは進行した状態で診断されることが多く、治療成績はがんの中でも最悪といわれています。 がんの治療では、まずは5年生存を目指すわけですが、日本における最新の統計データでも、5年生存率は10%以下でした。 しかし、色々 […]
2016年11月4日 / 最終更新日時 : 2018年5月16日 佐藤 典宏 がん情報 膵臓がんの予後(生存期間)を決めるのはやっぱり腫瘍の大きさだった!早期発見の重要性 膵臓がんは、多くの場合、進行した状態で発見されることが多いがんです。このため、治療が非常にむずかしく、すべてのがんの中でも最も予後(治療成績)が悪いがんです。 膵臓がんの予後を決める因子は、ステージ(がんの進行度)、転移 […]