がん細胞を退治!免疫力(NK細胞活性)を高めてがん再発を防ぐ5つの習慣

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私たちのからだの中では、毎日数千個の異常細胞(がん細胞)が発生しています。

つまり、健康な人の体内にも、がん細胞は存在すると考えられています。しかし、常に体内をパトロールしている監視細胞が、この異常な細胞(がん細胞)を見つけては殺すことで、実際にはがんにならずにすんでいるのです。

これを「免疫力(めんえきりょく)」あるいは「免疫監視機構(めんえきかんしきこう)」と呼びます。

生活の乱れやストレスなどが原因でこの免疫力が弱くなると、がんが発生したり、あるいはがんを治療しても再発すると考えられています。

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がんと免疫力の関係

免疫を担当する細胞には色々な種類がありますが、なかでも細胞傷害性リンパ球の一種であるナチュラルキラー細胞(NK細胞)は、がん細胞やウイルス感染細胞などの除去に重要と考えられています。

がんが発生した場合、このNK細胞が血液にのって全身をパトロールし、最初にがん細胞を見つけては退治しています。

したがって、NK細胞による免疫監視機構が弱くなると、がんが成長・転移したり、がんの治療後に再発しやすくなると考えられます。

これまでに報告された、免疫とがんとの密接な関係を示した代表的な研究結果をいくつか紹介します。

1.がんの人の血液を調べると、健康な人に比べてNK細胞の数が少なく、またはたらき(活性)が落ちている。
2.がんの組織にNK細胞やTリンパ球といった免疫細胞が多く集まっている患者さんの生存期間は長く、逆に少ない患者さんは生存期間が短い。
3.臓器移植を受けた患者さんは、免疫抑制剤(めんえきよくせいざい)という免疫のはたらきを弱める薬を飲み続ける必要がありますが、これらの患者さんにはがんの発生率が高い。
4.さらに、AIDSなど免疫不全をともなう病気の患者さんには、がんが高率に発生する。

このように、多くの研究結果から、免疫力はがんの発生や再発を抑制するために必要不可欠であることが示されています

免疫力を高める5つの習慣

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最近では、免疫チェックポイント阻害剤の登場により、免疫治療が第4の標準治療となりつつあります。

しかし一方で、適応となるがんがまだ限られており、また全例に効果が期待できる治療ではないため、恩恵を受ける患者さんはごく一部しかいません。

そこで、がんの予防や再発防止には、自分自身で免疫力(免疫監視機構)を強化することが大事なのです

では免疫力を高めるためにはどうしたらいいのでしょうか?

以下に、免疫力を高めるための5つの習慣をあげます。

1)規則正しい生活

☑ 睡眠時間をしっかりとる(7~8時間)

☑ 適度な運動を毎日(有酸素運動+レジスタンス運動(筋トレ))

☑ 禁煙

☑ お酒は適度に

2)ストレスを減らす生活

☑ くよくよ悩まない

☑ 仕事、人間関係のストレスを減らす

☑ 瞑想、マインドフルネス、ヨガなどを取り入れる

☑ 笑う(おもしろいテレビ、映画、DVD、漫画などで毎日笑う)

☑ 森林浴など、自然にふれる機会をつくる

3)免疫力をアップする食事

☑ 野菜(にんにく、タマネギ、ブロッコリースプラウトなど)とタンパク質を中心としたバランスのよい食事をとる

☑ きのこ類(β-グルカン)を毎日食べる

☑ 食べ過ぎない(腹八分目に

☑ 腸内細菌をととのえる(ヨーグルトなどの発酵食、善玉菌をとる)

4)体温をあげる

☑ できるだけ部屋をあたたかくする

☑ サウナや熱めのお風呂にゆっくりつかる(40℃のお湯に10分程度)

☑ 冷たい飲み物はさけ、あたたかい飲み物を飲む

5)サプリメント

☑ 免疫力を高めるサプリメントをとる

免疫力を高める成分には、アガリクス、βグルカン、フコイダン、プロポリス、スルフォラファンなど色々あります。

これらのサプリメントをとるのも免疫力を保つ一つの手段でしょう。

まとめ

免疫力を維持・向上するためには、規則正しい生活、ストレスを減らすこと、免疫力をアップする食事、体温をあげること、そしてサプリメントによるセルフケアが大切です。

これらの生活習慣を身につけ、がんの予防や再発防止につとめましょう!


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佐藤 典宏

医師、医学博士、メディカル・サプリメント・アドバイザー。 消化器外科医として診療のかたわら癌の基礎的な研究もしています。 ☞ くわしいプロフィールはこちら ☞ 標準治療、代替医療、最新のがん情報についてエビデンスをまじえて紹介します。がん患者さんやご家族のかたに少しでもお役に立てれば幸いです。☞ 当ブログが本になりました!「ガンとわかったら読む本」マキノ出版 ☞ 
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コメント

  1. 尾崎 正憲 より:

    私(80歳男性)は先月悪性中皮腫が見つかりました、現状何の自覚症状も無い。
    医師は余命2年と言った。
    1回抗がん剤投与を行いましたが副作用は無し。
    2回目は1月10日。今後どうゆう症状があらわれるのかなあ。

    • satonorihiro より:

      はじめまして。当ブログ開設者の佐藤と申します。
      コメントありがとうございます。
      抗がん剤は継続できるかどうかが大切ですので、まず初回の治療で副作用が無かったことは何よりだと思います。
      当ブログが少しでもご参考になれば幸いです。