2018年3月30日 / 最終更新日時 : 2019年6月17日 佐藤 典宏 副作用 大腸癌の術後抗がん剤治療(FOLFOX/XELOX)は6ヶ月続けるべきか?ランダム化比較試験 進行大腸がんに対する治療として、切除のあとにオキサリプラチンとフッ化ピリミジン系の併用による6ヶ月間(半年)の術後抗がん剤療法(術後補助化学療法)が標準治療として確立されています。 しかしながら、オキサリプラチン(エルプ […]
2018年3月27日 / 最終更新日時 : 2020年1月25日 佐藤 典宏 がん研究 ケトン食が効くがんと効かないがんの違いとは?ケトン体分解酵素による治療効果予測 がんの食事療法として全世界で注目を集めているものに、ケトン食(ケトジェニックダイエット)があります。 ケトン食とは、限りなく糖質(炭水化物)を制限し、代わりに脂肪やタンパク質を増やす食事法です。 血中のグルコース(血糖) […]
2018年3月22日 / 最終更新日時 : 2018年11月7日 佐藤 典宏 がんの予防 ヘリコバクターピロリ除菌で新たな胃癌の発症率を50%低下:早期胃がん患者における検討 検診や内視鏡検査の普及にともない、胃癌が早期に発見される患者さんが増えています。 粘膜や粘膜下層にとどまる段階で発見された場合、内視鏡で切除することが可能です。 胃がんの原因として知られているヘリコバクターピロリ菌(He […]
2018年3月15日 / 最終更新日時 : 2018年5月15日 佐藤 典宏 抗癌剤・分子標的薬 ステージ4の胆管癌に対する化学療法(ゲムシタビン+S-1)でがんが消失した1例 胆管がんは比較的まれな疾患ですが、悪性度が高く、根治が難しいがんです。5年生存率は治癒切除後でも30%程度であり、いまだ低いままです。 とくに、転移をみとめる進行した胆管がんでは、有効な治療法が確立されていません。 進行 […]
2018年3月13日 / 最終更新日時 : 2018年5月15日 佐藤 典宏 がん情報 膵臓がんの脳転移:症状、診断・治療・余命および特徴的な遺伝子異常とは? 膵臓がん(膵癌)の転移は、おもに肝臓、リンパ節、腹膜、あるいは肺に多くみられます。 一方、膵臓がんの脳への転移(転移性 脳腫瘍)は比較的まれで、1%に満たないと報告されています。 わたしも多くの膵臓がん患者さんを診てきま […]
2018年3月8日 / 最終更新日時 : 2019年7月23日 佐藤 典宏 QOL(生活の質) がん患者さんにみられるむくみ(リンパ浮腫)の原因と予防・治療について がん患者さんにみられる症状として、むくみ(浮腫)があります。これは、リンパ液や血液の流れ(戻り)が悪くなり、全身または局所の組織に水が貯まった状態です。 栄養失調や臓器の機能障害で全身性にむくみが出現する場合もありますし […]
2018年3月1日 / 最終更新日時 : 2022年2月19日 佐藤 典宏 QOL(生活の質) 抗がん剤による「ケモブレイン」を予防・軽減するためのオメガ3脂肪酸摂取と糖類(糖質)制限 抗がん剤治療の進歩にともない、がん患者さんの生存期間は確実に延長しました。 一方で、抗がん剤治療中の患者さんの生活の質(クオリティオブライフ)を低下させる副作用対策が重要となってきます。 抗がん剤の副作用のひとつに、認知 […]