フコイダンは昆布やメカブといった海藻のネバネバしたヌメリ成分であり、以前から抗がんサプリメントとして知られています。フコイダンは主に免疫力を高めることによって抗がん作用を発揮すると考えられており、実際に多くのがん患者さんがフコイダンを飲んでいます。
しかし、フコイダンのがんに対する効果については試験管や動物実験レベルにとどまり、人におけるエビデンスはほとんどないのが現状です。
今回、転移性大腸がん患者さんを対象とした二重盲検ランダム化比較試験において、低分子フコイダンの治療効果について調査した研究結果が報告されました。
低分子フコイダンのサプリメントは転移性大腸がんの治療効果を高める
本試験は二重盲検ランダム化比較試験です。
まず、転移を認める大腸がん患者60人を、30人ずつ2つのグループ(フコイダン投与群とコントロール群)にランダムに割り付けました。
全ての患者さんは、大腸がんの一般的な治療であるFOLFIRI(フォリン酸、5-FU(フルオロウラシル)とイリノテカンの併用)+ベバシズマブ(アバスチン)療法を受けました。
同時に、フコイダン投与群では1日2回、フコイダン(計4g)を投与しました。一方コントロール群には同量(4g)のセルロースパウダーを投与しました。なおフコイダンはイソモク(Sargassum hemiphyllum)という海藻から抽出され、パウダー状に精製したものを使用しました。
一次評価項目は病勢コントロール率(寛解+不変)とし、二次評価項目は全生存率(ORR)、無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)、副作用(AEs)、および生活の質(QOL)としました。
最終的には54名が登録され、このうち28人がフコイダン群、26人がコントロール群となりました。
結果を示します。
この結果より、フコイダンは抗がん剤治療と併用することで、転移性大腸がん患者さんの病勢コントロール率(効果があった+進行を認めなかった患者さんの率)を改善し、生存期間を延長する可能性が示されました。
残念ながら症例数が少なくパワー不足なのですが、人におけるフコイダンの効果を示した初めての二重盲検ランダム化比較試験であり、新たなエビデンスとして評価できると思われます。
フコイダンをとりましょう!
フコイダンは、褐藻類(かっそうるい)といわれるコンブ、ワカメ(メカブ)、モズクに含まれています。
とくに、北海道産のがごめ昆布にたくさん含まれているそうです。また沖縄産のオキナワモズクにも多く含まれています。
これらの食品からフコイダンをとりましょう。
おすすめのフコイダンのサプリメント
とはいえ、昆布やもずくを毎日は摂れないと思います。
そこで、フコイダンのサプリメントをおすすめします。
第1位 フコイダンエキス原末(金秀バイオ)
モズクを原料とした、フコイダンサプリメントの決定版です!
一瓶にフコイダンを25グラムも含んでいます!
第2位 沖縄フコイダン(沖縄フコイダン)
沖縄産モズク100%使用『沖縄フコイダン』は、沖縄モズクにこだわり、独自の特許製法「有機クエン酸処理抽出方法」により、フコイダンの純度と、含有量を高めました!
合成着色料・香料・保存料は一切無添加です。
フコイダンを42グラム(180粒中)含んでいます!
第3位 オリヒロ 海からの恵み フコイダン(オリヒロ)
「オリヒロ 海からの恵みフコイダン 90粒」は、メカブ由来のフコイダンを100%使用しハードカプセルに詰めたサプリメントです。
3粒中300mgのメカブフコイダンを配合。
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