がん治療にサプリメント(健康食品)が果たす役割と医師がすすめる厳選5種

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がん患者さんにサプリメントが必要かどうかについは、いろいろと意見があります。

わたしも昔は「がんに効くサプリメント」なんてインチキだと思ってました。

しかし、サプリメント(健康食品)についていろいろと勉強し、また自分でも試してみた結果、今ではがんの予防、治療や再発防止にサプリメントは欠かせないと思ってます

実際に、サプリメント先進国のアメリカでは、多くのがん患者さんが代替医療の一貫としてハーブやサプリメントをがん治療に取り入れています。

しかし、ネットには「抗がんサプリメント」の情報が氾濫しており、本当に効くのか?あるいはどのサプリメントをとるべきか判断がとても難しいと思います。

なかには高価なだけで全く効果がない(あるいはむしろ有害な)サプリメントもあるため、注意が必要です。

そこで、ある程度の医学的な根拠(エビデンス)のある、あるいはエビデンスレベルは低いものの、過去の研究結果から癌治療をサポートする効果が期待できる「がん患者さんに最低限とってほしいおすすめサプリメントを紹介します。

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がん患者さんにサプリメントが必要な理由

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まずは、がん患者さんにサプリメントが必要な理由をあげてみます。

● 免疫力を維持するうえで最低限必要なビタミンミネラルは、すべて食事からとるのが理想ですが、がん患者さんでは食事量や吸収力が低下していることが多く、不足しがちになります。
●がん患者さんのおよそ8割が「がん」そのものが原因ではなく、栄養障害(カヘキシア)による感染症が原因で亡くなっていることより、じっさいの臨床においてサプリメントによる栄養サポートのが重要性が高まっています(東口高志(著)、「がん」では死なない「がん患者」、光文社新書)。
● サプリメントには、抗酸化作用炎症(えんしょう)を抑える作用を示すものがあり、がんの成長や進行(転移など)を抑える効果が期待できます。
● サプリメントには免疫力を高めるものがあり、がんの治療効果を高めたり、再発を防ぐ作用が期待できます。
● サプリメントの中には、それ自体ががん細胞をアポトーシス(プログラムされた細胞死)に誘導するものや、実際に人においてがんの成長を抑える効果が報告されているものがあります。

したがって、サプリメントを上手に利用することにより、がん治療を乗り切る体力を維持し、死に直結する栄養障害(栄養失調)を防ぎ、また抗酸化力や免疫力をアップすることで治療の効果を高めることが期待できます

またサプリメントは、病院での標準治療に加えて自分でできる代替治療(セルフケア)のひとつであり、「がん克服のために、できることは何でもする」という前向きな気持ちになれるというメリットもあります。

では、具体的におすすめのサプリメントを紹介していきます。

ドクターズチョイス!最低限とってほしい、おすすめの抗がんサプリメント5種

(注意)以下のサプリメント(商品)自体のがんに対する効果についてのデータや報告はありません。ご購入・ご利用に際しては自己責任でお願いします。

1.マルチビタミン(とくにビタミンC、E)

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多くの人は、食事から十分なビタミン類を摂取できていません。特に食事が十分とれないとき、あるいは消化吸収力が低下している場合、どうしてもビタミンやミネラルが不足してきます。したがって、マルチビタミンは、すべてのがん患者さんにおすすめの基本のサプリメントです。

免疫のバランスを保つためには、すべてのビタミンをバランスよく摂取することが大切です。また、ビタミンCとEには抗酸化作用があり、がん治療にともなう臓器障害を軽減する効果が期待でき、がんの再発予防や治療にとても重要です

実際に、マルチビタミンのサプリメントが、がんの予防に有効であったというエビデンスを紹介します。

リンチ症候群という、がんの発症リスクが高まる遺伝性疾患の患者さん1966人を対象とした臨床研究において、3年間以上にわたってマルチビタミンを摂取していた人は、大腸がんを発症するリスクが50%以上も減少していたとのことです(Int J Epidemiol. 2016 Jun;45(3):940-53)。

ビタミンC、Eを中心としたマルチビタミンは、できれば長期にわたって摂取しましょう。

おすすめのマルチビタミン

最近キューピーから発売された、マルチビタミンミネラルを中心に30種の栄養素がとれるオールインワンのサプリメントがこちらです↓

マルチバランスサプリメント 元気セブン元気セブン

この「元気セブン」の1袋(7粒)には、各種ビタミン(ビタミンB群+C+E)ミネラルを中心に、オメガ3不飽和脂肪酸のEPA・DHAや、コエンザイムQ10、リコピンまで含まれています。

まさにこれだけで十分なオールインワンのサプリメントです!

私も飲んでいますが、このように一包化されているので飲み忘れがなく、とても便利です。

元気セブン

初回限定で半額です。なんと1袋(1日)当たり58円になります!

元気セブンについての詳しい説明はこちらからどうぞ↓

2.EPA(エイコサペンタエン酸)

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EPA(エイコサペンタエン酸)オメガ3脂肪酸に分類される成分で、私たちの健康に欠かせない必須脂肪酸とも呼ばれています。

がんと炎症は密接に関係しています。つまり、がんは炎症によって発生し、炎症によって進行するのです。

EPAは、炎症にともなって放出されるがん促進因子のひとつであるアラキドン酸の合成を抑える働きがあり、炎症を抑えることによってがんの増殖や転移を阻害する効果があります。

細胞や動物実験のレベルでは、EPAはがんの発生や増殖・転移を抑えることが多くの研究で報告されています。

また、実際のランダム化比較試験において、サプリメントとしてのEPAの投与は、大腸がん肝転移の患者さんの生存期間を延長することが示されています↓

このようにEPAには強い抗炎症作用があり、臨床試験をふくむ多くの研究においてがんに対する予防・治療効果が確認されています。

おすすめのEPAサプリメント

EPAは、特に青魚に多く含まれる脂肪酸ですが、体内では作られにくく毎日の食事やサプリメント等でしっかりと摂り入れることが大切です。ただ、サプリメントによってEPA量のばらつきがあるので注意が必要です。

数あるEPA(+DHA)サプリメントを比較した結果、一番のおすすめは、EPAの含有量が多く、しかもコストパフォーマンスが高いこちらのサプリです↓

さかな暮らし

この「さかな暮らし」ですが、EPA含有量は600mg(+DHA 280mg)と多く、しかも値段が安いのが特徴です。定期便でたのむと、およそ1ヶ月分が2520円になります。

こちらになります↓

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1日6粒でEPA+DHAが合計で860mgもとれるのがうれしいですね!

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さらに、今話題のクリルオイル「南極オキアミ」というエビに似たプランクトンから抽出される脂質成分)も含んでいます。

やはりサプリメントは継続しないとあまり意味がありません。

続けるためにはコストパフォーマンスが一番大事ですが、定期便だと1日100円以下になりますので、続けやすいと思います

さかな暮らし

さかな暮らし

その他のおすすめEPAサプリメントをランキングで紹介してます!

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3.クルクミン/テトラヒドロクルクミン(ウコン)

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「ウコンががんにいいの?二日酔いでしょ?」という方、まずはこちらの記事をどうぞ。

ウコン(ターメリック)が癌に効く:がんに対するクルクミンの効果を医師が解説

ウコン(ターメリック)に含まれる黄色のポリフェノール化合物であるクルクミンは、以下のさまざまな作用機序によってがんを抑制することが報告されています。

  • 抗酸化・抗炎症作用
  • がん細胞の増殖シグナルを阻害する作用
  • がん細胞に対する細胞死(アポトーシス)の導入作用
  • 血管新生(がんの成長に不可欠な、新たな血管を引き寄せる作用)の阻害
  • がんの進行を手助けする周囲の間質(かんしつ)細胞への抑制作用
  • がん免疫のブレーキとなる制御性T細胞を減少させ、一方がん攻撃の司令塔となるTh1細胞を増加させる作用

さらに、クルクミンは、実際の臨床試験においてもその抗腫瘍効果が確認されています

たとえば、膵癌(すい臓がん)患者を対象とした、クルクミン単独治療による臨床試験では、クルクミンの血中濃度が低かったにもかかわらず、2人に効果がみられ、肝臓への転移病変が著明に縮小した症例が報告されています(下図)

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Dhillon N., et al. Clin Cancer Res. 2008;14:4491-9.より引用

このようにクルクミンは、細胞や動物実験だけではなく、人での臨床研究で効果が確認されている数少ない抗がんサプリメントです

おすすめのクルクミンサプリメント

ウコンあるいはクルクミンはがん患者さんにとって是非とも摂取したいサプリメントですが、じつは脂溶性物質(脂には溶けるが、水には溶けない)であるため、吸収率が非常に悪いことが問題でした。

つまり、通常のままではクルクミンを大量に摂取しても十分な血中濃度が得られないため、なるべく吸収されやすいかたちで摂取する必要があります。

クルクミンが体内に取り込まれると、消化酵素によって分解され、その還元体であるテトラヒドロクルクミン(テトラヒドロクルクミド)に変換され、消化管から吸収されることが分かっています。

テトラヒドロクルクミン

このテトラヒドロクルクミンの特徴は、クルクミンよりも安定で分解されにくいということです。

したがって、テトラヒドロクルクミンを直接とった方が、効率よくクルクミンの機能成分を吸収できると考えられます。

実際に、動物実験(子宮頸がんのマウスモデル)では、テトラヒドロクルクミンを投与することによって、がんの増殖が抑制されることが報告されています(Biomed Res Int. 2016)↓

テトラヒドロクルクミン ヌードマウス実験

ウコンの中でもクルクミンを最も多く含む秋ウコンを原料とし、このテトラヒドロクルクミドを95%含有したサプリメントがこちらです↓

【秋ウコンホワイト】

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水がいらないタブレットタイプです。

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レモン風味で美味しいです。

他のウコンのサプリメントと比較しても安い(1ヶ月分が送料無料の2750円1日あたり91円)ので、続けやすいのもうれしいですね。

「飲む前に飲む!」ではなく、「毎日飲む!」をおすすめします。

【秋ウコンホワイト】

秋ウコンホワイト

4.ブロリコ(ブロッコリー抽出成分)

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免疫を担当する細胞には色々な種類がありますが、なかでも細胞傷害性リンパ球の一種であるナチュラルキラー細胞(NK細胞)は、がん細胞やウイルス感染細胞などの除去に重要と考えられています。

がんになる人、あるいはがん治療後に再発する人は、NK細胞などによる免疫監視機構が弱くなっていることが分っています。したがって、がんの予防や再発防止には、この免疫力(免疫監視機構)を強化することが大事なのです

そして、この免疫力を高める成分がブロリコです

ブロリコは、東京大学と5年間の共同研究によりブロッコリーから世界で初めて発見されました

2011年に実施した人での臨床試験では、NK細胞の活性化(平均10%)が確認されました。

また、実験の結果、自然免疫を高めると言われるアガリクス、ハナビラタケ(有効成分はβグルカン)の55倍、メカブフコイダンの60倍、プロポリスにおいては1000倍以上も免疫活性が高いことが確認されています。

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こちらがブロリコです。飲みやすい錠剤タイプです↓↓↓

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ちなみにブロリコはブロッコリーの希少成分であることより、ブロッコリーを食べるだけでは吸収されないとのことです。

ブロリコと自然免疫との関係についてもっと詳しく知りたい方、まずは無料の資料請求をしてみましょう!
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5.ホエイプロテイン

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これは、正確にはサプリメントと言えるかどうか分かりませんが、がん患者さんにはプロテインをおすすめしています

がん患者さんでは筋肉量の低下によるサルコペニア(いわゆる筋肉やせ)がみられ、予後が悪くなる原因となっています。

筋肉量の減少を防ぐには、少なくとも毎食良質なたんぱく質を 25~30 g 程度摂取しなければなりませんが、食事だけからこれだけの良質なタンパク質を摂取することは困難です。

そこで、良質のタンパク質を手軽にとれるホエイプロテイン(乳清たんぱく質)をおすすめします

ホエイプロテインはザバス、ビーレジェンド、DNSなど色々なところから発売されていますが、特に筋肉の合成や維持に必要なグルタミンやHMB(必須アミノ酸の1つロイシンの代謝物)が入ったものがベストです。

グルタミンとHMB、さらにアルギニン・シトルリンが入ったハイスペックなホエイプロテインはこちらです。

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DNS ホエイプロテインスーパープレミアム/ヨーグルト風味

1食(34g)あたりタンパク質が27g(+HMB 1,500mg)も摂れます。

フレイバーも、ヨーグルト風味にくわえて、フルーツミックスチョコレート風味があります。

私の場合、毎朝、牛乳または豆乳でとかしたプロテインで各種サプリメントを飲んでいます(水で飲むよりも飲みやすく感じます)。

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スプーン1杯(34g)をブレンダーボトルで溶かして飲んでいます。

牛乳・豆乳にはヨーグルト風味が一番合うようです。甘さひかえめで、さっぱりしています。

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とくに、最近筋肉が落ちてきたと感じている人にはおすすめの最強プロテインです。

がん患者さんがサプリメントを摂るときの注意点

サプリメントに依存しない

サプリメントは、あくまで食事から得られる栄養(あるいは食事ではなかなか摂れない成分)を補う目的です。「サプリメントを飲んでるから、食事はとらなくても大丈夫」では本末転倒です。可能な限り食事からの摂取を考えるべきです。

また、サプリメントや健康食品だけでがんが治ることは(ごくまれに報告例はありますが)まず期待できません。

したがって、サプリメントに依存するのではなく、セルフケアのひとつとして上手に利用することが大切です

過剰に摂取しない

サプリメントには適正な量というのがあります。たとえ体に必要な成分であっても、取り過ぎると逆に体に悪い響を及ぼすことがあります。

1日の摂取目安量を確認し、過剰に摂取することは避けましょう

治療中の場合には主治医に確認する

がんの治療(特に抗がん剤治療)を受けている患者さんがサプリメントを始める場合、できれば主治医に確認しましょう

体質に合わない場合もある

一般的に、市販されているサプリメントは医薬品ではなく、食品に分類されます。したがって、医薬品にみられる重大な有害事象(副作用)の心配はほとんどありません。

ただし、ある種のサプリメントは吐き気、下痢や便秘など軽度の消化管症状を引き起こす可能性もありますし、(他の食品と同様に)アレルギー反応の報告もあります。

体質に合わないと感じたら直ちに中止し、症状が続く場合には医療機関の受診をおすすめします。

一般的なサプリメントの注意点についてはmedicommiのこちらの記事も参考にしてください↓↓↓↓↓

サプリメントを使うために知っておきたいこと、気をつけること

まとめ

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がん患者さん(がんサバイバーの人)にとってもらいたい5つのサプリメントと、期待される効果を以下にまとめてみます。どれも、がんを克服する上で欠かせない作用です。

1.マルチビタミン → 抗酸化作用
2.EPA → 抗炎症作用
3.クルクミン → 血管新生阻害、抗炎症作用、がん幹細胞攻撃
4.ブロリコ → 免疫力の向上
5.ホエイプロテイン → 筋肉(筋力)維持、サルコペニア予防

どのサプリメントがよいのか迷っている場合、まずはこの5つの基本のサプリメントを試してみてください!

私もがんの予防のために毎朝欠かさずに飲んでますが、1ヶ月くらいから体調の変化(元気が出てきた、疲れにくくなった、かぜをひかなくなった等)が現れてきました。

みなさんにも是非このパワーを実感していただきたいと思います


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佐藤 典宏

医師、医学博士、メディカル・サプリメント・アドバイザー。 消化器外科医として診療のかたわら癌の基礎的な研究もしています。 ☞ くわしいプロフィールはこちら ☞ 標準治療、代替医療、最新のがん情報についてエビデンスをまじえて紹介します。がん患者さんやご家族のかたに少しでもお役に立てれば幸いです。☞ 当ブログが本になりました!「ガンとわかったら読む本」マキノ出版 ☞ 
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コメント

  1. プリン より:

    とてもためになりました。参考にさせて頂きます。
    先生が今後講演会等される予定はありますでしょうか?ぜひ、参加させていただいきたいです。
    また、癌患者の糖質制限については、どう考えますか?

    • satonorihiro より:

      プリンさん

      暖かくなってきましたね。コメントありがとうございます。
      日々の診療の中で、がんの患者さん(あるいはご家族)が知りたいことや、困っていることをわかりやすく発信できればと思っています。
      糖質制限については、このブログでも取り上げましたが、可能であれば「ゆるい」糖質制限をおすすめしています。

      すべてのがん患者さんへ!楽しくゆるい糖質制限食のすすめ

      何事もそうですが、極端なことはおすすめできません。サプリにしろ、食事療法にしろ、無理せず自分でできる範囲でやるのがベストだと思います。

      PS) 講演などは予定していませんが、時間(と私の能力)の許す限りがんに関する疑問にはお答えしています。
      取り上げてもらいたいテーマなどがございましたら遠慮なくお聞かせください。今後のブログ記事の参考にさせていただきます。

      • プリン より:

        御解答ありがとうございました。
        大変うれしく思っています。
        北九州ではなかなか糖質制限に関するセミナーや糖質制限に知識があり医師の協力が得られることがなく、錯綜している日々でございます。
        ぜひ講演会など今後ありましたら、参加させていただきますのでよろしくお願いします。
        取り上げてほしいテーマとしては、がん患者は痩せて糖質制限をすると更に瘦せてしまうのではないかという不安もあります。タンパク質・脂質摂取することで体重増加は望めるのでしょうか。また、入院中ブドウ糖入りの点滴がとても多いように感じます。そういった場合はどうしたらよいのでしょうか。

        • satonorihiro より:

          プリンさん

          おっしゃるとおり糖質制限に関しては、まだ医師の間にも浸透しておらず、「まだエビデンスがない」といった理由から、否定的な医師も多いと思います。

          糖質制限による体重減少についてですが、確かにある程度の体重減少はあるようです。ただ、別の記事(ケトン食(ケトジェニックダイエット)が末期がんを救う:最新の研究結果)でも紹介しましたが、海外からのケトン食ダイエットの臨床研究では、11名中8名(73%)で体重の減少がみられたが、重大な副作用はなく、逆にほとんどの患者で生活の質(QOL)は改善したとのことです。
          つまり、「体重が減ったからきつい」ということではなく、「体重は減るけど体調はよくなる」ようです。
          さらに、治療効果があった患者では、治療効果を認めなかった患者より、より体重の減少がみられたということです。
          つまり、体重が減少するほうが、がんに対する治療効果が高いと考えられます。

          点滴に関しては、ほとんどのものにブドウ糖が含まれています。ただ、食事と違って点滴は通常ゆっくりと体に入ってきますので、(がん患者さんにとって避けたい)急に血糖値が上がるいわゆるスパイクはおこりにくいと考えられます。

          ですので、そこまで神経質にならなくていいと思いますよ。

  2. キノシタ より:

    いつも興味深い記事をありがとうございます。

    私が推奨して自身でも摂っているサプリメントと過半数が同じです。(メーカーは安いものにしていますが)
    ブロリコは一日おきにブロッコリーが食卓に載るので摂っていないし、ホエイプロテインは私の場合膵癌は完治しているので必要なしと考えています。

    • satonorihiro より:

      キノシタさん

      コメントありがとうございます。こちらこそキノシタさんのブログいつも楽しみにしております!

      サプリメントはあくまで補助的なものですので、基本は食事で摂るのがベストだと思います。
      私もブロッコリー(できればブロッコリースプラウト)、野菜、フルーツ(糖質の低いアボカドなど)、ナッツなどをできるだけ毎日食べてます。

  3. 品川プリンセス より:

    転移性膵癌 胃への転移で手術を受け、現在アブラキサンとジェムザールの治療が始まったところです。サプリメントは 進められないと言われていますが、力をつけるために、飲んでみたいのですがいけないのでしょうか。難治性だからこそできることをしたいと思うのですがーーー。サプリメントは治療が終わった人はいいのでしょうか。
    薬との反応がわからないからといわれました。基本は食事 わかっているのですが どうしてもがんに負けないことを考えると頼ってしまいます。
    お教えくださいませ。60台半ばです。

    • satonorihiro より:

      品川プリンセス様

      コメントありがとうございます。
      サプリメントはあくまで補助的なものですが、がん治療の効果を高める効果が期待できることもあります。
      また抗がん剤の副作用を軽くするといった報告もあります。
      賛否両論ありますが、私は治療中の患者さんにも、治療を終えたサバイバーの方にもサプリメントをすすめてます。
      「自分でできることは何でもやりましょう」というのが私のスタンスです。
      ただし、主治医の先生と相談してから信頼関係のもとにサプリメントを試してみてください。
      また、くれぐれも「がんが治る」といったたぐいの高額なサプリメントにだまされないようにしてください。

      アブラキサンとジェムザールはとても効果が期待できる治療法です。
      品川プリンセス様ががんを克服されることを祈っております。

  4. 品川プリンセス より:

    先生 親身にお答えくださって有難うございます。
    主治医の先生はいい顔されないかもしれませんね。 私も自分でできることは何でもやってみたいです。
    信頼関係って一番大切ですね
    まだ先生がわかりません。こわい感じのポーカーフェイスで 威圧感あります。

    先生のコメントに温かさを感じ 勇気を頂きました。感謝いたします。

  5. 品川プリンセス より:

    転移性膵癌は 決して完治できないものなのでしょうか
    オリゴメタ説のようにはいかないんでしょうか

    なんとしてでも助かりたいのです。
    方法はないのでしょうか

    • satonorihiro より:

      品川プリンセスさま

      何度もお聞きになったかもしれませんが、一般的に転移性膵癌は予後が悪いがんです。ただ、転移性膵癌でも完治する可能性はゼロではありませんし、がんの進行をうまくコントロール出来れば長期生存も可能です。
      現在報告されている5年生存率というのは5年以上前に治療した患者さんの統計です。

      今は、以前に比べて治療成績が向上しています。手術に加えて重粒子線や新しい抗がん剤など治療のオプションが増えました。今後もあたらしい治療法が開発され、臨床応用されることと思います。
      ですので、あきらめずに「自分でできること」を日々続けていくことをおすすめします。

  6. 品川プリンセス より:

    有難うございました
    できることからーーやっていきます。
    願わくば 奇跡を信じて サバイバー目指して

    感謝です