がんは生活習慣病であると同時に、遺伝子の病気ともいわれています。
つまり、さまざまな原因で遺伝子(DNA)に傷がつき、それが修復されないことで正常の細胞ががん細胞へと変化すると考えられています。
たとえば、紫外線が皮膚の細胞のDNAを傷つけて皮膚がんの原因となったり、喫煙が肺の細胞のDNAに変異を起こして、肺がんになったりします。
さらに大事なことは、がんになりやすい体質も、じつは遺伝子によって決められているのです。
遺伝子検査でがんになりやすい人がわかる?
DNAの配列は基本的には全人類で同じですが、個人個人でごくわずかな配列の違い(SNPまたはスニップといいます)があることが分っています。
この配列の違いが、人間の個性につながっているのです。
またこれまでの研究により、特定のSNPが、がんやいろいろな病気の発症と関連があることが分ってきました。
たとえば、「ある遺伝子のSNPのタイプが、Aタイプの場合、乳がんになる確率が5倍高くなる」という具合です。
つまり、このSNPの違いを調べることで、がんや他の病気にかかりやすいかどうかが分るのです。
がんになりやすい体質がわかったら?
遺伝子検査によって、がんにかかりやすいかどうかを調べることで、以下の利点があると考えられます。
■がん検診を受けるきっかけとなる。
■自分がなりやすいがんを特定することで、必要ながん検診がわかる。
■がん発症を予防するための生活習慣改善の具体的な方法がわかる。
■がんが早期に発見されるきっかけとなる。
■がん保険に入る動機となり、実際にがんになったときでも役立つ。
最も大切なことは、検査を受けることにより、なりやすいがんにターゲットをしぼった「自分だけのオーダーメイドのがん予防法」が実践できることです。
例えば、遺伝子検査で肺がんになる危険が高いことが分った場合、禁煙をすることによって肺がんを発症するリスクを低下させることができるのです。
おすすめのがんリスク遺伝子検査
がんになりやすさを検査する遺伝子検査にはいくつかあるのですが、個人的には遺伝子検査サービスMYCODE[マイコード]をおすすめします。
マイコードは、病院に行かずに、唾液を郵送するだけで簡単にできる遺伝子検査です。
「マイコード」では、3大疾病(がん、心筋梗塞、脳梗塞)を含む280項目を網羅しており、がんについては以下の38項目についてのリスクが分ります。
- 胃がん
- 胃がん(噴門部胃がん)
- 胃がん(びまん性胃がん、未分化型胃がん)
- 胃がん(非噴門部胃がん、分化型胃がん)
- 食道がん
- 大腸がん
- 肝臓がん
- すい臓がん
- 肺がん(扁平上皮がん)
- 肺がん(肺腺がん)
- 肺がん(非小細胞肺がん)
- 甲状腺がん
- 上咽頭がん
- 頭頚部がん
- 基底細胞がん
- 悪性黒色腫
- 腎細胞がん
- 膀胱がん
- 精巣がん
- 前立腺がん
- 乳がん
- 子宮頸がん
- 子宮体がん(子宮内膜がん)
- 卵巣がん(浸潤性上皮性卵巣がん)
- 卵巣がん(漿液性浸潤性上皮性卵巣がん)
- ウィルムス腫瘍
- 髄膜腫
- 骨肉腫
- 神経芽細胞腫
- ユーイング肉腫
- 神経膠腫
- 多発性骨髄腫
- 慢性骨髄性白血病
- 慢性リンパ性白血病
- ホジキンリンパ腫
- ホジキンリンパ腫(結節硬化型)
- B細胞性非ホジキンリンパ腫
- 濾胞性(ろほうせい)リンパ腫
つまり、代表的ながん(乳がん、肺がん、胃がん、大腸がん、膵臓がん、子宮がん、卵巣がん)をすべて網羅しています。
ちなみに検査自体はとても簡単です!実際に受けてみたので紹介します。
インターネットで申し込むと数日で検査キットが届きます。
分厚い本みたいですね。使った後も本棚に飾っておきたいくらいです(笑)。
開いてみると、説明書、同意書や検査ガイドと共に試験管のようなものがありまして、さらに・・・
親切にも唾液が出やすいようにレモンの写真が入ってます!
しばらく頑張って唾液を出し続け・・・保存液と一緒に蓋をします。とても簡単です。
あとは、これを同意書と一緒に封筒に入れて返送するだけ!
この後、検体到着、検査開始のメールが来て、しばらくたってから検査終了のお知らせが来ます!
わたしの結果は・・・・
ショックとともに、一部黒塗りでお伝えします。これ以上は個人情報の問題で公表は控えさせていただきます(笑)。
ちなみに、結果は誰にも知られずにWeb上で見ることができます。上のようにリスクを一覧表で見ることもできますし、気になるがん(病気)について詳しく結果を見ることもできます。
遺伝子検査については、本当に信頼できるデータに基づいているかどうかが重要になります。
マイコードの検査結果のエビデンス(医学的根拠)および信頼性は、東京大学医科学研究所とDeNAライフサイエンスの共同研究により支えられており、東大医科研教員陣と生命系博士号を持ったメンバーによる専門家チームや、信頼性の高い研究を採用しているとのことです。
また、マイコードでは、「疾患にかかる可能性を減少させるにはどうすればいいか?」について、医師や管理栄養士による生活改善のためのアドバイスも充実しています↓。
つまりマイコードは、信頼性の高いデータ(エビデンス)に基づいた、自宅で簡単にできる“痛くない”がんの遺伝子検査といえます。
また、遺伝子は生涯変わることがないため、検査は一生に一度でOKなのです。
あなたも試してみませんか?
応援よろしくおねがいします!
いつも応援ありがとうございます。 更新のはげみになりますので、「読んでよかった」と思われたら クリックをお願いします_(._.)_!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓